不安症改善催眠
(不安神経症)
不安症改善催眠とは
不安神経症とも言われ、不安・心配の感情が強くなってしまう事により、日常生活や社会生活に支障が出てしまう事や、人間関係に支障を来してしまう事を言います。
不安症は、幼いころからの家庭環境や生活環境、または社会環境などにより自己防衛本能が強く働いていたり、心的外傷後ストレス障害などから生じていることもあるので、催眠療法も状況により異なる施し方をします。
本人とのカウンセリングを重視しながら、求める方向性を見出して互いに協力しながら催眠療法を進めていきます。
不安症改善催眠の流れ
初回(1回目)のセッション
※所要時間の上限90分
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催眠について説明をします。
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インテーク面談として不安に思う内容や不安に感じる状況についてお聞かせください。
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カウンセリングをおこない、前半では複数の質問をおこないます。※回答は答えられる範囲で問題ありません。
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カウンセリングの中盤、心の影響・認識の持ち方を説明し、不安となる内容や過去の状況を分析しながら要因を探していきます。
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カウンセリング後半、不安をもたらす要因の開放にについてお話を具体的にします。
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被験性テストをおこない、催眠の掛かりやすさや催眠の施し方を確認します。※被験性テストは、自分の無意識を感じて頂く内容です。また、被験性テストの結果が低くても、催眠が掛からないわけではありません。
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軽度の催眠を施した後、深い催眠状態の予備催眠を施します。
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催眠状態の深さを深め、怖さや恐れなどが少ない暗示を施しながら不安症の原因となったシーンに意識を戻って頂きます。その後に過去との繫がりを断ち切り開放する催眠を施します。※意識がトラウマとなった時まで戻る事がありますが、夢や映画のシーンを見るような客観的な感覚で垣間見ることもあります。
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現在の意識(記憶)まで戻して目覚めてもらいます。
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安眠催眠や心が落ち付く催眠暗示を施します。
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毎日、朝と夜におこなう自己催眠導入法をお伝えして、1度実践してもらいます。
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催眠状態を解除します。
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次回の日程を決めて終了となります。
継続セッション
※所要時間の上限60分
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カウンセリングで、催眠の効果や気が付いた変化などをお聞きします。
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トラウマの要因との繋がりを完全に切り離すよう初回とおない内容の催眠を施します。
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催眠状態を解除します。
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次回の日程を決めて終了となります。
不安症は長い間で徐々に形成された症状であることがあります。この場合は解消までに数カ月の期間が掛かる事があります。
また隠れた心的外傷も見つかることで更に長引くこともあります。
セッションの継続は、ご依頼者様の意思(判断)により決めて頂きますが、当日の終了判断は避けて頂けるようお願いいたします。